どもりは治るのか?(2歳・3歳・4歳児の吃音)

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幼児のどもりは治る?

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幼児期に吃音の症状があると、この子は将来大丈夫なのだろうか、と親としては心配になってしまいますよね。

 

だいたい2歳にくらいになると、簡単な受け答えならできるようになることから、家族以外の人に「お名前は?」とか「いくつ?」と子供が聞かれることも増えてくることでしょう。この際にうまく答えることができずにどもりが出てしまって、さらに相手からそれを指摘されてしまっては、子供が可愛そうですよね。

 

なんとかしてあげたいと思うかもしれませんが、実は幼児期のどもりは自然と治るので、心配する必要はないとされています。むしろ、親や周りの大人が変に騒ぎたてることで症状を悪化させる可能性があるので、いちいちどもったからといって指摘する必要はありません。

 

そもそも、幼児期はまだ言葉を覚えだす時期なので、話し方が下手でも当たり前だと思っていればいいのです。周りの同い年のお友達が、どもりの症状が出ることなく上手に話せていると焦ってしまうかもしれませんが、気にすることはないのです。

 

しかし、2〜3歳ならともかく、4歳になってもどもりが治る様子がないと、焦るお母さんは増えるようですね。4歳になると自分で色々と説明できるようになり、質問をしたりと発言も多くなってくることから、余計にどもりが目立つようになってしまいます。

 

しかし、どもっているからと言って、きちんと話しなさいとしかったり、黙っているように言うことで、子供は自分が否定されたように感じてストレスを抱えてしまいます。
どもりが出ても自由に話をさせてあげれば、徐々に吃音は治ることでしょう。