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吃音治療薬の副作用

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吃音のための治療薬があることをご存知でしょうか。

 

吃音を根本から治療することは、現在の医学ではまだできません。しかし、人前に出るとうまく話せないとか、緊張するとどもってしまうといった人の場合は、この治療薬を服用することで症状が改善するのです。

 

吃音の治療薬に主に使用されるのは、レキソタン、パキシル、ルボックス・デプローメール、パゴクロンです。

 

実は、これらの薬はパニック障害やうつ病の治療薬として使用されている物です。これらの薬には副作用もあるので、きちんとそれを理解しておいた方がいいでしょう。

 

レキソタン

まずレキソタンですが、リラックスさせてくれる脳の神経に働きかけることで、不安や緊張を和らげてくれます。
副作用は、頭痛や脱力感、集中力の低下といったことが見られます。

 

パキシル

パキシルはまだ新しい抗うつ薬で、日常生活の中で生じる不安や恐怖を軽減してくれる効果があり、意欲を高め、、気持ちを落ち着かせてくれます。
めまいや吐き気、イライラ、食欲不振といった副作用がありますが、離脱感が起こりやすいために、服用を中止したい場合は医師に相談をした方がいいです。

 

ルボックス・デプローメール

ルボックス・デプローメールは、セロトニンの濃度を高めることで神経の伝達を良くし、緊張や不安を取り除いて意欲を高めます。
比較的副作用は少ないですが、食欲不振、吐き気、頭痛が起こる可能性があります。

 

パゴクロン

パゴクロンは、吃音の治療薬として最も効果があるとされており、副作用もほとんどないと言われています。
不安を軽減させることで流暢に離せるようになるとされていますが、アメリカ食品医薬品局の承認は得られていません。